アスファルト防水

液状の溶解アスファルトと、防水性の高いアスファルトシートを積層し、厚みがあり水密性の高い防水層をつくります。
防水層が厚く連続した仕上がりになるため、施工の不具合が出にくい工法です。
熱工法やトーチ工法と呼ばれるやり方があり、それぞれ作業の難易度が高いといわれています。

・熱工法
熱風溶着機で加熱・溶融したアスファルトで2~4枚のアスファルトルーフィングシートを積層する方法です。
独特の臭いや煙の発生、火災のリスクがあるため、周辺環境への配慮が必要となります。

・トーチ工法
トーチバーナーと呼ばれるごく一般的なバーナーを用いて、ルーフィングシートの裏面と下地を、アスファルトを炙り溶かしながら貼り重ねる工法です。
シートを隙間なく溶着することができ、高い防水効果を発揮します。
また、煙が出ず臭いも少ないため、周辺環境への影響が少ないのも特徴です。

・常温工法
下地にプライマーを塗布、乾燥させた後に改質アスファルトルー
フィングシートを貼り付け、ローラーなどで圧をかけ接着させる
方法です。
熱や臭いが発生しないため、環境への配慮だけでなく、安全性が優れています。

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